プログラミングの基礎を学ぼう

プログラミングは難しいものと考えられがちですが、基礎をしっかり学べば誰でも簡単にプログラムを作ることはできます。そのためには、「プログラム言語を学ぶ」のではなく、「何のためにプログラミングをするのか」を考えることが大事です。目的もなく、ただ学習しようとしても途中で挫折してしまいます。この記事では、プログラムを使ってやりたいことができるようになるためのコツを解説していきます。

『プログラム』とは

プログラムとは、「プログラミング言語」を使ってコンピュータに命令をするための文章を作成することです

プログラミング言語には、PHP、Python、C言語、Java、JavaScriptなど、さまざまな種類があります。それぞれの言語には得意分野があり、自分が作成するプログラムの目的に合わせて使用する言語を選択します。

PHPやPython、JavaScriptは人気も高く、学ぶための情報も簡単に手に入れられるので、初心者でも学びやすい言語です。このサイトでは、これらの言語の基本的な使い方に解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

PHP

PHPはサーバー上で動作するスクリプトです。現在と近い状態になったのは1998年のPHP3.0からですが、今や世界中の何千万から何億ものドメインに導入されています。

HTMLは常に同じ内容を表示させますが、PHPは設定したプログラムに応じて動的にページに表示させる内容を変えてくれるのです。

たとえば、ログインする人によってマイページに表示させる内容を変えたり、データベースへのデータの挿入・検索など、サーバサイドには欠かせない技術です。PHPはほかの言語に比べわかりやすいので初心者でも学びやすいのも特徴です。

JavaScript

JavaScriptは1995年に登場したプログラミング言語で、今ではReactやVue.js、AngularJS、jQueryなど、さまざまなフレームワークも開発されています。

また、Webサイトを構成するHTML/CSSを動的に書き換えたり、入力されたデータの検証や計算処理、非同期通信(Ajax)など、JavaScriptはWebサイトをブラウザー上で動かすためのコードを書くのに欠かせない技術です。

Python

Pythonは1991年に開発された言語で、Google App Engineの開発言語に使われていることなどから、徐々に知名度を上げてきました。最近では、AI(人工知能)や機械学習、ディープラーニングと呼ばれる分野での利用で注目を浴びています。

Pythonは読みやすく、書きやすいプログラム言語として設計されています。そのため、海外では初めてプログラミングを学ぶときに推奨されるほど人気の高い言語です。

プログラミング上達のコツ

「プログラミングする」ことと、「プログラミング言語を学ぶ」ことは違います。つまり、プログラミング言語の構文を覚えただけでは、自分が行いたい処理をするための指示をコンピュータに与えることはできないということです。

一連のプログラムは小さなプログラムの組み合わせで動いています。たとえば、予約受付のシステムを考える場合には、

  • ログイン機能
  • 予約フォーム
  • 入力情報の確認
  • 受付メールの自動送信 など

があります。
サービスに必要な機能を作るためにも、まずは「小さなプログラムをたくさん作ってみる」練習をすることが重要です

実際に手を動かすことが大事

私は40歳頃、初めてPHPに触れました。それまでにExcelのマクロ(VBA)を使ったことがあったのでプログラミング自体に抵抗はありませんでしたが、初めて扱う言語は習得までにいくらか時間はかかります。

どう書けばどう動くか、どんな時にエラーが出るかを実際に手を動かしながら経験することが大事です。また、エラー解決には知識や情報収集力、検索力も必要です。

プログラミングは1~2日で身につくものではありません。自分でプログラムを作れるようになるために、実際に手を動かしながら、小さなプログラムをたくさん作ってみてください。

プログラミング的な思考は、実は身近な存在

プログラミングというとなんだか難しそうな印象を受けますが、実は私たちは日常的にその考え方を行動の中に取り入れています。

たとえば、なにか問題や課題が見つかったとき、私たちはそれを解決・実行するためにどうするかということを考えます。そして、その解決方法や計画の立案します。その際、問題を解決しやすいように細かく分けて考えたり、いろいろな条件をシュミレーションしたりします。

コンピュータが処理しやすいように、対象となる問題を細かく分けて実行したり、繰り返しや条件分岐などの処理を行うプログラミングがこれにあたります。

また、順序や規則性、属性情報を見つけて「組み合わせ」のパターンをモデル化したりもします。

計画が決まったら、今度は実行です。プログラム言語を使ってのコーディング作業がこれにあたります。

計画を実行したら、その結果をフィードバックして振り返り・反省するはずです。プログラミングも同じように実行結果を振り返り、問題がないかどうかの検証をします。

それらを繰り返すことによってプログラミングの仕方が上達し、効率のいい考え方をコンピュータに伝えることができるようになります。

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基本を覚えてプログラミングを楽しもう

プログラミングは決して難しいものではありません。自分が命令したとおりに動いてくれた時は楽しいものです。しっかりと基本を覚えて、プログラミングを楽しんでください。

その仕組みや方法、実際のプログラムのサンプルなどをこれから解説していくので、ぜひ参考にしてください。

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